スワップするときの注意点【Uniswap:ボット】

みなさんは、どの取引所・販売所で仮想通貨を購入、または交換しているでしょうか。このブログを見てくださっている方の多くは、10setやNBNGなどのいわゆる日本の金融庁に認められてないトークンの購入をしている人が多いと思います。

そこで実際にこのような通貨の交換所として例を挙げると、「Uniswap(ユニスワップ)」や「PancakeSwap(パンケーキスワップ)」などを利用してトークンを入手している人が多いと思います。

今回の記事は、「Uniswap」でのスワップ時の注意を記載していこうと思います。何も知らずに適当にスワップすると、Botに狩られて知らないうちに大損をしているかもしれませんよ。

 

スワップ時の注意

スワップする時、取引を成功させやすくするために設定から「スリップページの許容範囲」の数値を変えている人が多いと思います。この数値を何も考えずに設定してしまうと大きく損をしてしまう可能性があります。まずは、「スリップページ」が何なのかを説明します。

スリップページとは

(1)下はUniswapの画面ですが、右上の「歯車」マークを押します。

 

(2)設定画面を見ると、「スリップページの許容範囲」というものがあり、デフォルトでは「0.50%」になっています。この数値は、スワップを実行して「Pending」状態(交換できる人を順番に探している状態)になっている間に、他の人が取引を実行してトークンの価値が変動したとき、「自分がスワップを実行しようとした時の価値よりも何%変動が合った場合に取引が正常に実行されるか」を設定する数値になります。

 

(3)1つ目の画像はスリップページの設定を「0.50%」にした場合です。現在の価格だとNBNGトークンが「51962.6」入手することができますが、ペンディング状態中に価値が変動した場合に最小価値「51704.1」までであれば取引が成功します。

仮にスリップページを「5.00%」にした場合は最低価値が「49488.2」までであれば取引が成功します。このスリップページの割合を大きくすればするほど、損が大きくなってしまう可能性があります。

 

 

(4)それではスリップページの割合を「0.00%」や「0.01」みたいに小さく設定したらいいんじゃないの?と思うかもしれません。仮にそうしてしまうと、ペンディング状態の時に価値が変動してしまったとき、いつまでたっても取引が成功せずに、何時間も取引をまたされることになります。

そのため、なるべく早く取引を成功させるためにスリップページの割合を大きくするのですが、これは「Bot(ボット)」に狩られて大きく損をしてしまう要因になってきます。

 

Botに狩られるとは

これはユニスワップの取引履歴です。

履歴の右にあるこのマークは、「Bot(ボット)」である証です。

ボットは、特定の値動きがあった場合に自動で売買する機械のようなもので、人が操作をして売買しているわけではありません。このボットの厄介なところは、我々の取引に割り込んで利益を得ようとするところです。しかも我々は損をさせられています。

画像にある赤色のアイコンもボットの印なのですが、こちらが非常に厄介です。取引履歴を見て分かる通り、赤アイコンが「~25a0」の上下にいます。これは、「~25a0」が取引をする前に大きく購入して、「~25a0」が購入した後に、ボットが同じ額で売却しています。この差額で生じた利益をボットは得ています。

「~25a0」は本当であれば、トークンの価格が「0.08819934ドル」の時に購入しようとしているのですが、ボットが「20.551031 ETH」分購入した後に「0.09339236ドル」で「~25a0」が購入しています。

この差(「0.08819934ドル」と「0.09339236ドル」)は、スリットページの割合を大きくしてしまったことによりボットの標的になってしまい損をしてしまっています。

スリットページを大きくすればするほど、私達の取引に割り込んでくる可能性がでてきます。そのため、あまり取引が活発でないときはスリットページの割合を極力下げることをお勧めします。

私の場合、損をしてでも早く取引したい場合は「1.00%」ぐらいまで上げて、ほとんど値動きがない時は「0.20%」に設定して取引しています。ただし、低く設定したからといってボットに狩られないというわけではなく、狩られる可能性を低くすることができるだけなのでその点はご注意ください。

 

みなさんもスワップする時は、適当に設定せずに、状況に応じた設定を心がけましょう。

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