一般動詞(主語が三単現の時)

一般動詞(主語が三単現の場合)

別の記事で、一般動詞について書きました。今回は、主語が三人称単数の場合について説明します。結論から言うと、主語が三単現の時は、一般動詞に「s」がつきます。

■三単現とは

「三単現」と聞くと聞き覚えがある人が多いのではないでしょうか。学校では、「三単現のs」というふうに言葉が使われていたはずです。

それでは「三単現」とは何かを考える前に、一つずつ分解してみると分かりやすいです。

まずは「三人称」です。

三人称とは、「一人称」と「二人称」以外の全ての名詞をいいます。「一人称」とは「私を含んでいる人」をいいます。つまり、「I(私)」や「We(私達)」などをいいます。次に「二人称」とは「あなたを含んでいる人」で、「You(あなた)」や「You(あなたたち)をいいます。

ここまできたら三人称はもう分かりますよね。「私とあなたを含まない全ての名詞」をいいます。例えば「He」「Father」「They」「It」などです。

 

次に「単数」です。単数は、人や物が「一人・一つ」だけのことをいいます。

 

最後は「現在形」です。こちらもイメージがつきやすいですね。過去でも未来でもない、「今」のことです。ただ、以下のような日常的に行われていることは現在形とは言えません。

I usually get up at 6 A.M.

 

つまり、これら3つの条件に合うものが「三単現」となります。

それでは三単現について問題を解いてみましょう。

 

問題

三人称単数を選んでください。

① I ② She ③ They ④ Your father ⑤My friends

 

 

解答

②She ④Your father

【解説】

① I は「三人称」ではないので間違いです。

③ Theyは「単数」ではないので間違いです。

⑤ My friendsは「単数」ではないので間違いです。

以上で三単現の基本的な意味は理解できましたね。それでは次の問題もやってみましょう。

 

問題