【最高値更新中】次のターゲットは?【ETH】
ここ最近Tensetと戦国スワップの記事ばかりでしたが、その他の通貨情報も書いていこうともいます。
今回の内容はイーサリアム(ETH)です。
イーサリアムは、時価総額ランキング第二位の、ビットコインに次ぐ非常に取引量の多い通貨です。
4月23日から三日ほどに渡り、仮想通貨市場が大きく暴落し、イーサリアムは27万5千円を突破していたにも関わらず、一時22万円台にまで落ち込みました。
しかし、徐々に上昇していき現在は33万円台にまで急騰しています。
なぜここまでイーサリアムは安定して強いのか。以下二つの理由があると思われます。
(1)ビットコインドミナンスが下落
仮想通貨市場は、ビットコイン(BTC)が主権を握っており、最高値の700万円付近にまで上昇を続けました。しかし、ドミナンスが低下してその他のアルトコインに資金が流れています。これは、疑心暗鬼だった投資家たちの仮想通貨への信頼を表しているのではないかと考えています。現在主権を握っているビットコインに対しての信頼はもちろん、一般的になりつつある仮想通貨市場に安心しているため、価格が上がりすぎているビットコインよりもアルトコインの伸び率に期待をしています。その結果、イーサリアムを含むその他通貨が現在火を噴いていると考えます。
(2)ERC20(イーサリアムブロックチェーン)におけるガス代改善のアップデート
現在、分散型取引所(分散型金融:DeFi)に関心が向けられています。(例)Uniswap、PancakeSwap
理由ですが、DeFiよりも中央集権型取引所・交換所(CeFi:中央集権型金)のほうが、取引手数料が高いことがあげられます。また、取引所・交換所がメンテナンスや不具合があった場合、ユーザーは一切取引が不可能となります。万が一、取引所・交換所に不正アクセスがあり突然通貨を失う可能性もあります。(保障があると思われる)
そのようなことから、自分の通貨は自分のウォレット(例:MetaMask)で管理して、取引手数料が安いDefiにより通貨を交換をする人が急増しています。その結果、イーサリアム・ネットワークが限界に近づき、トランザクションの大幅な遅延が起こり、また、高い手数料(REC20の場合はGas代)が必要となってしまいました。せっかくイーサリアムブロックチェーン上での取引が多くなったの関わらず、これらが原因でバイナンススマートチェーンなどを利用した取引に移行する投資家が増えてきました。
その対策として、現在は「Gas代」を安くするためUniswapではV3のアップデートを予定しており、Gas代の削減が期待されています。2021年5月5日に「V3」へ大型アップデートする予定で、その期待からイーサリアムに投資する人が急増しています。
もちろん、その他にも理由があり、イーサリアムの開発ロードマップでは次世代のETH2.0には4つのフェーズに分けられて開発が進んでおり、その期待も含まれます。(この辺りはまた別の記事にまとめようと思います)
イーサリアムの次のターゲットは?
フィボナッチ分析によると、次のターゲットは34万4千円付近となります。私の予想ですが、ここ数日イーサリアムは出来高が徐々に下がってきているので、上記の価格に近づきはするものの、一度調整が入るのではないかと思います。おそらく、32万円でレジスタンスされる可能性があります。↓はドルです。
余剰資金があれば、先日の大暴落で私もイーサリアムを買っていたのに。市場が落ち込んでいる時こそ買い増しチャンスです。一部投資家の中には、夏までに50万円にまで上昇すると予想する人までいるので、この強気相場に乗りたいものです。
私の持っているNBNGちゃんは、いつ火を噴いてくれるのでしょうか。